中世あたりの歴史をもっとよく知ろうと思って、あれこれ読んだり見たりしているが、大人になるとその効果が自分でわかるので面白い。
たとえば、学校の授業風の動画を見ると、頭に入りやすいのは確かで「Try it」という中高生向きのシリーズをよく見ている。
なぜ授業という形式がわかりやすいのか、よく分からないが、漠然とした理屈としては「人」が伝えようとする情報に「人」として反応するからだろうか。
昔から人類は、鳥やミミズが伝える情報よりは「人」の与える情報に反応した方が生存に有利になったはずである。
あるいは世界史を少し学んでから、日本史の同じ時代を学ぶと頭に入りやすい。話題や規模が大きいものから小さいものへと進むので、頭のスペースが広くなったような感覚がある。
裏話やゴシップの類も頭に入りやすい。昨日は秀吉の時代に海外から梅毒が入って大いに広まった、という文章を読んでいろいろと腑に落ちた。