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「ユートピア」読了の巻

「ユートピア」は真ん中あたりで法律の話題になるとますますラファティやチェスタトンのような味わいがあって面白い。安楽死の話題も出てきた。

「ユートピア」は所有ではなく「共有」を主張しており、やがてこの考え方はマルクスにまで繋がる。そういった影響関係も面白いし、もっと源にはプラトンの「国家」があるので、そちらも読んでみたい。

古典的名作は、名ばかり高くて実際に読むと退屈な本もあるが、「ユートピア」は思っていたよりもずっと広く、深く、それでいてあっさりしてポップな面もある本だった。

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