DVDで「日本で一番悪い奴ら」を観て、これが非常に面白かった。
白石和彌監督の作品は、暴力描写がきついので「孤狼の血」とその続編でもう結構、と思っていたがこれは最初から最後まで緊張感があって楽しめた。
後で気づいたのだがこれは主人公がある切っ掛けで上昇して、後に転落(下降、失墜)するという話だった。
こういう型の話を何故か私は好んでおり、以前にも「創作論のメモ」で触れている。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883409346/episodes/1177354054888251005なにか面白い創作物に触れると、その面白さの分だけいろいろなアイディアが浮かぶもので、また新しい話の骨子が浮かんだ。
思えばこの間、やっと書いた長編も4月末に素案を思いついて、5月で細部を考えて、6,7,8月に書いた。
ということは10月末に思いついたので11月に細部を考えて、12,1,2月で書いてみるというのは一度経験済みなので、ちょうど同じで良いペースといえる。
メフィスト賞の〆切が2月末なので、タイミングとしてもピッタリである。