• に登録
  • 詩・童話・その他
  • ホラー

「後書き」を書きましたの巻

いま少しずつ公開している「蛙の子は~」は、いよいよ明日の午前3時頃に完結します。

で、わかりにくいところもある話……、というよりカクヨム内にも外にも似たような話がほとんどないような小説なので、「この人は何でこんなことを書いているの?」という疑問を持たれた方も多いかと……。

そこで、これを書くに至ったいきさつやら何やらを「後書き」として最後に付けました。人によっては「後書き」を先に読んだ方がわかりやすいかもしれません。

先に「こういう風に読めば理解しやすい」というガイドを手にするようなもので、読者を甘やかしているようですが、実際のところ私も本を買う前、読む前にアマゾンのカスタマーレビューを見たり、読書メーターの感想を読んだりしますから。

逆に「何も説明がなくても、きっと読者はわかってくれるはず」という態度にしても、それはそれで作者が読者に甘えているのでは……、とも考えました。

それから昨日、崇期さんからコメントをいただきまして、「どこの国であれ、伝承や昔話が海を越えて同じ様相をしている」というくだりには驚きました。私が先月まで書いていた作品が、まさにそのあたりに根っこの部分で関係している話だったからです。

やはり鋭い読者はいるもので、ノーヒントで次の作品(未発表)のことまで見抜いてしまう。作者としてはたいへん嬉しくもあり、怖ろしくもあります。

4件のコメント

  • こんばんは。お疲れ様です。

    読んでいたお話が終わるのは少し寂しいですが、後書きは作品の内容を別角度から深く理解できるので私は大好きです。先に読むこともままあります。

    そして私が別作品につながるようなことを? エスパーか!!

    とはいえ、最初にコメントした「推理」は見事に外れたので、ネタバレも関係ないことがわかりましたので、発表します。


    実は、おたまじゃくしに手足が生えるように、お話の姿が少しずつ変わっていくとか、なにかが足されていく仕掛けで、最後は別のお話になっている(カエルになった)と想像しました……

    ……違いましたね(考えすぎ)。
  • >おたまじゃくしに手足が生えるように、
    お話の姿が少しずつ変わっていくとか、
    なにかが足されていく仕掛け


    これは想像もつかない推理でした。
    いろいろなヴァリエーションを展開させる、
    という意味では同じですが……。

    一応、「一行目がだんだん長く、育っていく」
    という点では近いですね。


    >私が別作品につながるようなことを?

    これは結構、本質を突いているというか、そもそも
    「有名な作品(2作)の話の根元が一緒だ」
    という有名な人の発言がアイディアの根本にあるんです。

    で、自分としては会心の出来だと思っているので、
    崇期さんにはPDFで送りつけたいくらい、読んでほしいと
    思っています。それだけに昨夜はびっくりしました。
  • 目さん

    わー、そうなんですね、読みたいですー。読みたくなるです。
    TwitterのDMとかで送っていただけるなら、喜んで読ませていただきます!! 
  • 一応、次の作品はメフィスト賞に出していて、結果が出るのがだいたい11月くらいになるようです。
    なので、今すぐはお送りできませんが、早ければ11月中旬~年末までにはカクヨムで公開します。
    カクヨムで公開する少し前(公募で落選がはっきりした段階)なら、PDFでお送りできます。

    とりあえずは「蛙の子~」の「後書き」にけっこう力を入れたので、そちらを読んでお楽しみください。本文を全部を読んでから「後書き」を読む人は、おそらく崇期さんが最初で最後ではないか? と思います。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する