第2章までは本文にすぐ取り掛かれるのだが、第3,4章はまだそこまで整理しきれていない。
第3章の内容を整えて、時間軸を考慮して1-8に整理した。人物、場所、出来事などを一覧表にすると、なかなか上手く行った。
ちょっと時間的に余裕ができたので、第4章もこのような一覧表にしてから進めてみたい。
総文字数は、少し書き足したので合計で20,000字になった。
ところで、カクヨムにある創作論を少し読んでいるうちに、「スランプ脱出法」に関するエッセーを読んだ。これはかなり難しい問題で、一時的なスランプもあれば、もっと長く「書けない」という状態が続くこともあるだろう。
スランプとは「最初から長さが分かっているトンネル」ではなくて、「出口があるかどうかさえ分からないトンネル」のようなものだろうし、レベルもバラバラだろうし、万人向けの方策などない。
一般論的には、やはり食べるとか寝るとか運動するとか、読み書き以外の気分転換が良いと思う。小説を書くために小説ばかりを読んでいると行き詰まるので、ノンフィクションや、あまり読んでいないジャンルの本を読むとか、批評的な本を読むとか。
自分が発見したのは、上に書いたことと矛盾するが、偉大すぎて足元にも及ばないレベルの理想的作品を、繰り返し読むことである。
書けそうな範囲のお話を書く、読むという範囲を越えて、明らかに自分では書けないレベルの広さと深さ、難解さ、長さを持った古典や、ジャンル内の名作を再読する。
自分はかなりこれに助けられていて、真に優れた作品は意欲もアイディアも気力も与えてくれる。「やる気が出ない」「何も思い浮かばない」といった悩みは失せる。
ただ、私にとっては「これ」という作品があるのだが、誰にとっても効果抜群ではないと思う。
それは各自、ひたすら尊敬できる、いつまでも刺激を与えてくれる、自分に合った作品を探すしかない。それは生涯で数冊、あるかないかの人もいるだろうし、見つけられない人もいるだろう。