自分は3年くらい前から、ほぼ個人誌のようなZineを不定期で出している。
自分以外の書き手にも少し原稿をお願いしているのだが、考えてみると、ほとんどの場合は私が手直しして、
「こういう風に修正しましたけど、いいですか?」
という確認を何回か行った上で掲載している。
年上も年下も、とにかく文意不明、文法はなっておらず、誤字脱字、誤用はあるという原稿が送られてくる。
よく考えたら、そうでない人の方がずっと少ない。
カクヨムに生息していると忘れそうになるが、世の中のほとんどの人は自分の考えを素直に文章として書けず、自分で修正もできない。
そう考えると、原稿料があまり出せず、ほぼ一律に謝礼として図書カード数千円分、というのは(引け目を感じていなくもなかったが)まあまあ良い方だよなと、ふと考えたのであった。