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後ろから遡って考えるの巻

今度これを書こう、という根っこのアイディアを思いついて、

「それならこういう風にしよう」

と、あれこれ細部を考えていると楽しい。

いつか読む日が来るだろうと後回しにしていた積読本も調べごとのついでに読めそうなので助かるし、メモを書いているだけでたちまち量が増えてきた。

コンセプトだけで4000字になっているので、独立したメモとして移した。

あれこれ考えていると、プロットというものは時間的に前から順番に考えるのではなくて、結末から逆算して「その前にこれが必要」「そのためにはこれが前提」と、遡って考えていく方がスマートに見えるのではないだろうか。

スラムダンクでいうと、最後に「シンプルなシュートを決める」という、あの場面の前には「シンプルなシュートの練習を沢山する」段階が必要になるし、そのように地味な練習を重ねるためには、「大きな失敗と反省」が必要となる。

その前には「俺様は天才」という、図に乗りやすいキャラクター設定が必要で、これをスタートとしてゴールまで並べてみると、論理的に綺麗で整っている。前から辿っても、後ろから遡っても、一本の強い線になっており、実に見事な流れである。

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