世の中には「図書館で本を借りて読む」という行為をほとんど憎んでいる人もいるらしい。
私はその逆で、5つの図書館から本を借りて、リクエストして取り寄せたりもする、ヘビーユーザーである。
しかも最近は、書店で本を買おうかなと思っても、
「近くの図書館にあるかもしれない」
と考えて、その場で図書館の蔵書検索までしたりする。
今日はたまたま通りがかった書店で、創元推理文庫の
「暗闇にレンズ」高山羽根子
「オルゴーリェンヌ」北山猛邦
の二冊がメチャクチャ面白そうに見えた。
で、帰宅してから一応調べてみると、何と、その書店よりも近い図書館に二冊とも置いてあるではないか。
書店に務めている人には悪いのだが、もはや書店はショーケースみたいな場所になってしまった。