「ホラーでもない」を含む小説

怖い話を書こうと思ったら、なんやかんやでギャグっぽい話ばかりになってしまいました。 全9話の短編集。1日三話ずつ公開。 ほとんどの話が1000文字前後でサクッと読めます。

昭和の片田舎、迷惑暴走行為を繰り返す暴走族チーム悪魔乗出鼻流――アクマノデビル――達の前に奇妙な姿の男が現れた。果たして彼は何者であり、何をしに暴走族の前に現れたのであろうか。 …

眠っているはずなのに、目が覚めている感覚。 天井の換気扇から、どうしても目が離せない――。 夢の中で何度も繰り返される、 「見られている」感覚と、逃げ場のない視線。 目覚めた…

田舎の少年・太郎と哲也は、暇つぶしの冒険で大人に禁じられた 北の森 へ足を踏み入れる。 その先に広がっていたのは、どこにも告知されていない奇妙な祭り── 『みらい祭り』 だった。…

リモコンは翔ばない。

ある家で飼われていた一羽のインコ。 人の言葉を真似し、優しい老人と穏やかな日々を過ごしていた。 だが、家に“もう一人”の人間が現れたことで、少しずつ空気は変わっていく。 最初は…

男の名前は慈英尊（じえいたける）あだ名はジェイソン、47歳独身、性格は穏やかで優しいが顔と声はかなり怖い、老後のために格安でペンションを購入するが、実は騙されており、ボロボロのロ…

黒い塊にしか見えない長男、いないのだから見えないと豪語する次男、はっきりと見える三男。佐々木家の３兄弟と番犬豆太、三毛猫みーこ、見習い祓い屋のちょっぴりホラーな物語。

私は、怖い話が苦手である。 けれども、なぜか、得体の知れない現象に遭っていた。 私が出遭った、あるいは妄信している、オカルティックな出来事たち。 ほんとに、アレはなんだった…

好き こんなにも好きなのに きづいてもらえない 大好きな 大好きな きみへ ぼくは ここにいます ぼく ここに いるんですよ？ ※以下応募要項メモ…

真名瀬咲耶（まなせさくや）は、月読（つくよみ）中学校に転校してきたばかりの中学3年生。部活を探して校内を歩き回っていたとき、耳に飛び込んできたのは「幽霊部」という、なんだか怪しげ…

異世界へ行く方法は、インターネットで検索するだけでも、いくつも出てくる。 「私」はその中から「左手を顔の横に置いて寝る」という方法を選んだのだった。

大学のオカルト研究部の二人はひょんなことから都市伝説『きさらぎ駅』の実地調査に行くことになる。しかし、そこで彼らを待っていたのは、ネットの噂を超えた『もう一つの現実』だった。 …

メンズエステで、心を込めずに施術をこなす、一人のセラピスト。 しかし、ある日から、彼女の手は、次第に、その感覚を失っていく。そして、代わりに、客たちの、満たされぬ欲望の澱だけを、…

　活気ある港町・斎渦村。しかしその裏では、人々が生気を失い廃人となる奇病が蔓延していた。 　そんな村に、今日も人ならざる美しさを持つ白髪の少女・寿華が、真夏でも溶けない不思議な…

この記録ファイルは、とあるマンション室内のスマートスピーカーに残されていたキャッシュログから発見されたものです。

※AIを使用しています Webデザイナーの相田美咲は、東京での仕事に心身を消耗し、限界を感じて退職。安らぎを求め、郊外の格安アパート「コーポ・ソレイユ」へと移り住む。 【AIとの…

おとろしはささやいた。 「ころしてやる」 ころしたいほど、うらんで。 さあ、腹を満ちさせておくれ。

死を選びに屋上へ向かった少女が出会ったのは、後悔を残して死んだ少年だった。 相容れぬ彼女らの対話は、交わることなく、ただ平行に進んでいく。 これは、そんな二人の“衝突”を観測者と…

「選んだのは、自分たちだった──。 誰かを責め、誰かを犠牲にし、正しさを“自分の都合”で塗り替える。 そして最後に残った“責任”は、誰も背負わない。 人間の汚い部分、都合よく変わ…