蒸し暑い季節になりましたね。湿度の高さにやられ、なんだかどんより気分の担当です。沈んだ気持ちでいると、日常のよくないところばかりがなぜか目について、さらに鬱々としてしまって……と負のループにはまってしまいがち。そんなときは、溺愛男子に癒されて元気を回復したい!ということで、今回は「溺愛・甘々」特集です。熱いレビューをたくさんご応募いただき、ありがとうございました!
ご紹介する作品は、獣人の少女と美青年との学園恋愛ファンタジーや悪魔と聖女の末裔の禁断の恋など。「愛されすぎて困っちゃう!」という少女漫画のヒロインのような気持ちを様々なシチュエーションで楽しめます。ぜひ「溺愛・甘々」作品で甘くとろける時間をお過ごしください。
騎士を目指す少女セリアルカと、彼女を溺愛する美青年アルファルドが、王立学院で再会することから始まるラブストーリー。実は、神話時代から現代へまっすぐつながる、非常に奥深い背景を持った物語でもあります。
序盤、学園ファンタジーらしく、次々と登場する美男美女の学友たちに翻弄される主人公。王立学院に通う学生たちは、貴族や王族など上流階級の若者が多く、友情恋愛対立を絡めながら、セリアルカの特殊な体質である「狼女」について理解を深めていけるようになっています。(もふもふ狼もたくさん出てきます!)
中盤で起きる事件を切っ掛けにミステリの色を帯びるようになりますが、それを解き明かしていく中で、セリアルカやアルファルド(他のメインキャラたちも)の神話的な背景も徐々に明らかになっていきます。
アルファルドがセラを溺愛する理由も、過去の出来事に起因するとわかってくるのですが……そこからの怒涛の展開が本当に胸に迫りますし、読み進めずにはいられなくなります。幸せになって、と願わずにはいられません。
アルファルドが抱く一方通行の重い愛情が、双方向になる日は来るのでしょうか?
ぜひご一読ください。
不遇な環境で過ごしている主人公リルエちゃんが、王子様と出会ってその恋人役のバイト(!)をするお話です。
今物語は恋人役のバイトをし始める所ですが、それまでの過程も甘々でキュンキュンしちゃいます。
リルエちゃんは自己肯定感も低いし、どこか歪んだ認知を持っているからなかなか一筋縄ではいかないんですけども、王子様がキラキラ甘々していていいんですよ~♡
すごく素直にキュンキュン出来るストーリーなんで、どことなく安心して読んでいられます。
自分、年を取って来てからこういうキラキラキュンキュンを忘れかけていたので、童心に戻って読んでます。ほんと、面白いです!
成り上がりの名家の令嬢リラは毎日忙しい。アイスブルーの瞳をもつ男レフィに山のような課題を押しつけられるのだ。読み書き、計算、音楽、礼儀作法、政治経済、乗馬、護身術……リラの腹筋は見事に割れた。それもこれも、執事兼家庭教師であるレフィの教育のなせるわざである。
さて、名家の令嬢の腹筋を割る必要がどこにあるだろうか。ましてや、小さな娘に小難しい政治の話をする必要がどこにある? どうやら彼は、リラだけでなく、彼女の父親にさえ助言を施しているらしい。レフィとは、実際のところ何者なのだろうか。
それが明らかになるとき、リラは普通の令嬢では経験しないような危険な事態に直面することとなる。これを打開するには、彼女に与えられた経験の全てが必要とされることだろう。それはすなわち、自分に寄せられた愛の大きさを実感することでもある。
悪魔のように怜悧。レフィ。その深い愛には、溺れざるを得まい。一方で、そのレフィ自身もまた、月の美しさに魅入られているのだ。
夢と策謀と愛と波乱に満ちた日々が、ここに。