概要
幻想のような現実のような世界で巻き起こる、ファンタジーミステリー
【あらすじ】
永遠に雨が降りつづける小さな都市国家、その名も「雨の街」。十五歳の少女・結原ヒカリは、六年前に記憶を失くし、その街で拾われた。
雨の街では食料の大部分を隣国である「風の色」から輸入していたが、その食品で異物混入事故が次々に発生。国家間の関係上、風の色にクレームを入れられない雨の街は窮地に立たされる。ヒカリは異物混入をなくし全ての真相を知るため、人語を話すコウモリと共に風の色へ旅立った。
辿り着いたその国は、文明が発達した都市。ヒカリは食品工場で働き始めたが、犯人をあぶり出すために自ら異物混入事件を引き起こしてしまった。
警察から逃げている最中、魔法研究所で働く少年・椎月カナデと出会い、一緒に暮らし始める。
魔力の宿った石である「魔礫」の調査のためにカナデが雨の街
永遠に雨が降りつづける小さな都市国家、その名も「雨の街」。十五歳の少女・結原ヒカリは、六年前に記憶を失くし、その街で拾われた。
雨の街では食料の大部分を隣国である「風の色」から輸入していたが、その食品で異物混入事故が次々に発生。国家間の関係上、風の色にクレームを入れられない雨の街は窮地に立たされる。ヒカリは異物混入をなくし全ての真相を知るため、人語を話すコウモリと共に風の色へ旅立った。
辿り着いたその国は、文明が発達した都市。ヒカリは食品工場で働き始めたが、犯人をあぶり出すために自ら異物混入事件を引き起こしてしまった。
警察から逃げている最中、魔法研究所で働く少年・椎月カナデと出会い、一緒に暮らし始める。
魔力の宿った石である「魔礫」の調査のためにカナデが雨の街
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!独特な世界観が織り成すファンタジーミステリー!
ファンタジーでありつつどこか現代を思わせる独特な世界観。そしてファンタジーの世界で起きる異物混入事件とそれをきっかけとしたヒカリの冒険の物語。ファンタジー要素のあるミステリー
雨が降り続ける「雨の街」とその貿易相手である「風の色」。異物混入事件の真相はなんなのか。ヒカリの正体は何なのか。どうしてヒカリは自ら異物混入事件を引き起こすことになったのか。
ヒカリのしたことはそう簡単に許されることではない。けれど、少なくとも真相を知った後のヒカリの選択は、正しかったと思う。
出来れば全ての結末を知った後にもう一度最初から読み直してほしい。きっと、最初に読んだ時とは違う感想を抱くはずです。