概要
天文学者の彼氏は朝になると消えている。彼は存在するのか?
大学生の瑠奈は、一回り年上の天野克人と付き合っている。若き天文学者で、大学の講師。彼が部屋に来る夜、二人はベッドで愛し合う。けれど、翌朝、瑠奈が目を覚ますと、彼は必ず姿を消している。彼につくった料理は、いつも手つかずのまま……。瑠奈は彼氏から愛されているのだろうか。そもそも、彼氏は実在するのか?
※リアルな性描写が出てきます。また、ヒロインの性格も、私のこれまでの作品を読んで下さった方は少し驚かれるかも知れません。
※リアルな性描写が出てきます。また、ヒロインの性格も、私のこれまでの作品を読んで下さった方は少し驚かれるかも知れません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!それは、わずかに傾いた地軸のように?
主人公の女性と、天文学者の彼氏の恋愛譚。
主人公は友達思いの友人たちと、天文学者の彼と、幸せな時間を過ごしていた。彼とはそんなに頻繁には会えないけれど、愛されていた。
しかし、彼は忙しく、主人公の料理すら食べるのを忘れ、朝には主人公が目覚める前に家を出て行ってしまう。そんな朝は寂しさから「彼は幽霊みたいだ」と思ってしまう。
そんな中、友人たちが男友達を主人公に紹介してくる。「彼がいると知っていながら、何故?」と、主人公は混乱する。しかし、紹介された彼にわずかに惹かれている自分もいるのだった。
沢山話した難しい天文学の話し。恒星や星の動きについて。まるで恒星のような彼は、君が恒星なの…続きを読む