「殺伐百合 短編」を含む小説

宝の持ち腐れニートと、それに嫉妬する貧乏な夢追人の、醜い小話。

【殺伐感情戦線132】 十年前、虐められていた私は、その加害者と一緒に食事をしていた。彼女の口から語られた、真意とは？

　殺伐感情戦線　第128回　お題「幼馴染」 　音楽族であるムゥザのバップとギグは、同期生の幼馴染で、音楽落第生。 　成人の日をまじかに控え、交わらないふたりは、演奏家と楽器とし…

人生で一度だけ神に背いたことがある。 「この愛を信じないことが神を信じる事だ」と信じていたシスターの葛藤とは。 この短編小説は、僕が書いているダーク百合短編集『夕喰に昏い百合を…

真っ白な衣で着飾って、 青い宝石を散りばめて、 緑の香りを身にまとう。 私に出来る精一杯を、だけど貴女は見向きもしないで、ずっと彼女だけを見つめている。 ※殺伐感情戦線という…

怪獣との戦争に人類が勝利した「最良世界線」、怪獣と人類の戦争が終わっていない「最良世界線に隣接した世界線」 ２つの可能性で語られる、2人の少女の運命とは？ この短編小説は、…

暗黒星雲の中を進む宇宙船。生まれてから宇宙船の中で、何もない日々にうんざりしたふみは、同級生の朱里と一緒に宇宙船から逃げ出したが・・・ この短編小説は、僕が書いているダーク百…

「殺伐感情戦線」参加作品の短編置き場です。 殆ど女女関係性の百合になると思います。 いずれもお話は繋がっていないので、好きなところからお読みください。 「引火点－四〇℃」　お題…

かわいいのが大好きな自堕落大学生のつむぎちゃんは自分の求める「かわいい」にどこまでも全力で取り組み、怖くなって逃げる。そんなお話。

アンチ科学のナチュラリストが流行し始めた日本で、その流れに逆らう咲という女性がいた。 気高く可愛い咲ちゃんが、私の住む村に里帰りにきたのだが、それが悲劇の始まりだった。 この短…

私は本心では興味がない人権活動に参加していた。 なぜなら、その人権活動をしていれば、女の美しい声を聞くことができるからだ。 この短編小説は、僕が書いているダーク百合短編集『夕喰…

科学を否定するナチュラリストカルトから、かつて脱出した「私」。しかし教団に引き戻そうと、同年代の女性が襲い掛かってきた。 この短編小説は、僕が書いているダーク百合短編集『夕喰…

【殺伐感情戦線100】 夜の雨に打たれていた美しい女に、私は呼び出された。その目的は一体……。

【第100回　#殺伐感情戦線　「殺意」】 あぁ嫌いだ。本当に嫌い、嫌い嫌い、大嫌い。勝手にあたしと張り合って勝手に負けて、勝手に恨んで。あんな女、邪魔でしかない。

殺伐感情戦線１００回記念。お題「殺意」。 百目鬼小百合（どうめきさゆり）は恋人の百日紅百実（さるすべりももみ）の奔放さを憎み、「100回殺意を抱いたら、殺そう」と決めていた。や…

【第99回　#殺伐感情戦線　「再生」】 大好きで大好きでたまらないから、独り占めしたくなる。喧嘩したって何をしたって、佐々木は私だけのものだ――。

【殺伐感情戦線98】 生まれ育った地元で出会ったのは、あの子を知る少女だった。

世界の均衡を保つオムレツを、若手の魔女が調理する。その過程で、最悪な魔女師匠への憎しみを思い出した。 この短編小説は、僕が書いているダーク百合短編集『夕喰に昏い百合を添えて』の…

全てに愛されているであろう高校の同級生に弱みを握られた「私」の話。 #殺伐感情戦線、第96回「金」の参加作です。 ※軽めの性的な描写があります。

トップアイドルの「私」は、ストーカーに化け物をけしかけられていた。芸能界のツテで一流の祈祷師に征伐を依頼するが… この短編小説は、僕が書いているダーク百合短編集『夕喰に昏い百合を…