概要
ひとしずくの血を染ませた布を芯にして
昨年投稿しようとして間に合わなかったので寝かせてありましたが、丁度良いので出す事にしました。怖いのか怖くないのかよく分からないホラーです。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!まつりの華やかさとゾッとするような恐怖感がみごとに同居
子のためなら血を流す……これこそが愛である。
「私」のふるさとには、ひなまつりのときに女衆が総出で「人形」を作る習慣が合った。「不幸を肩代わりしてくれる人形」だ。そうした自分に似た人形を授かり、感無量 の「私」。ということは、母や祖母、曾祖母にも「人形」があるのだろうか。「私」は疑問を持つのだが……。
「綺麗な着物」「桃花」「美しいぼんぼり」と視覚的な表現がひなまつりの華やかさを華麗に彩っている。その一方で、ドキッとするような、ゾクッとするようなものが顔をのぞかせる。
まつりの華やかさと ホラー的な怖さがみごとに同居していると感じました。恐怖の世界を目の当たりにしながらも、そこに「親の…続きを読む