概要
元妻四人と死別した怪談師が語る、底恐ろしい現代の歪み。
「ええ、どうも。怪談師の忌部骸です。……ああ、本名は佐藤留吉といいます。あまりに平凡でしょう?」
元・特殊清掃員兼復元納棺師。そして、四人の妻を不可解な形で亡くした男。
そんな彼が蒐集するのは、幽霊よりも恐ろしい「人間の狂気」と、スマホやSNSの隙間に這い寄る「現代の怪異」。
これは、眠れない夜のために処方された、副作用の強い猛毒の怪談集。
……さて、あなたの後ろに立っているその方、本当に「生きて」いますか?
※この小説は「小説家になろう」でも同内容の掲載しています。
元・特殊清掃員兼復元納棺師。そして、四人の妻を不可解な形で亡くした男。
そんな彼が蒐集するのは、幽霊よりも恐ろしい「人間の狂気」と、スマホやSNSの隙間に這い寄る「現代の怪異」。
これは、眠れない夜のために処方された、副作用の強い猛毒の怪談集。
……さて、あなたの後ろに立っているその方、本当に「生きて」いますか?
※この小説は「小説家になろう」でも同内容の掲載しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!‘’有りそう‘’の延長に潜む恐怖、短くて本気で怖い現代ホラー
近代ホラーらしい‘’身近さ‘’と‘’リアルさ‘’がしっかり効いた一作でした。特に、スマホ機能など現在の生活に密着した要素から恐怖を立ち上げていく視点が秀逸で、「もしかしたら私の身の回りにも起こりそうかも」と言う生々しさが想像力を掻き立て背筋をゾッと冷やします。
また、グロテスクな描写が過度にならず、それでいて十分に伝わるリアルさがあり、短い作品ながら印象に残る場面が多いです。
ホラーとしてしっかり怖いのに、短編ならではの‘’引きづらなさ‘’とテンポの良さがあり、読後に重さが残らないのが有り難いところ。
サクッと読めるのにちゃんと怖い。そんなバランスの良さが光る良質ホラーです。