概要

主を亡くした犬との再会。私の右手に穿たれた、決して塞がらない穴
 飼い主を亡くし、水すら飲まなくなった衰弱した犬。主人公は親族の依頼で、その犬を地元の小学校へ送り届けることになった。子供たちの賑やかな声が、少しでも犬の心を癒やしてくれると信じて。
 一年後、気になった主人公が小学校を訪れると、そこは異様な静寂に包まれていた。階段の踊り場で再会した犬はすっかり元気を取り戻したように見えたが、突如として手すりを乗り越え、吹き抜けへと飛び降りてしまう。
 その直後、底知れぬ階段の下から響いてきたのは、奇妙な悲鳴だった。
  • 完結済1
  • 3,766文字
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