概要
山中で妖鬼との遭遇、過酷な仕事、ライバル。おりん、生き抜け!
明治の始め、美濃の山里から伊那の製糸工場に働きに出たおりんは、道中、妖鬼に遭遇し、仲間の命と引き換えに声を失ってしまう。声を取り戻すための妖鬼に渡すモノを探しながらも懸命に働き、生き抜こうとするおりん。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!まるで朝ドラのような読み心地。明治糸ひき娘物語。――がんばれ、おりん!
第三章(75話)読了時点でのレビューです。
こちらは明治初期を舞台に、少女おりんが故郷の村を出て、製糸工場で働く姿を描いた作品です。
飛騨の農村から信州の製糸工場へ働きに出ることになったおりんと村の娘たち。
その導入は、まるでNHK朝の連続テレビ小説が始まったかのような読み心地でした。
雪の残る飛騨の凍てつく空気や山道の風景、村での暮らし、そして製糸工場での仕事。
時代の空気を感じさせる丁寧な描写が印象的で、まるで自分もその場所にいるかのような感覚になりました。
そして特筆すべきことは、これが普通の明治時代の少女たちの仕事物語ではないということです。
第一章でおりんは怪異と出会…続きを読む