概要
それぞれ二つの道が、一つの運命に繋がる
中学校の卒業式を終え、渡瀬春香は、どこの生徒でもない「名前のない透明な空白」のような時間を、路面電車に揺られて過ごしていた。窓の外に広がる冬の名残。その景色の中に、春香は別の学校の友人・佐京光希を見つける。離れ離れになってしまう不安を抱えながら、春香は彼にメッセージを送る。動き出した電車と、加速する鼓動。二人の行き先が交わった時、春香の時間は、鮮やかな春へと動き出す――。妖神と人の奇譚。
本文2000文字
【妖神(マガカミ)】
人を唆して悪行を勧め、災いや不吉な出来事をもたらす存在
https://kakuyomu.jp/works/16817330667360315997
クロノヒョウ様の企画
第72回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画
https://k
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