概要
かぐや姫は月を求めず、焦がれている。
※あらすじも序章のネタバレ注意です。
日本の片田舎にある「月読峠」には、出自不明で多種多様な「古地図」が、いくつも存在していた。
癖の強い店主が経営する古書店でアルバイトをしている男子高校生・楽々浦夜(ささうらよる)は、最近引越してきたばかりだという女子高生の辻文七巳(つじあやななみ)と「古地図」をきっかけに古書店で出会い、ともに地図について調べることになる。
地図に記された龍のマークを頼りに辿り着いた場所で、二人は巨大な蛇の化石を発見する。
このニュースは日本を超え、世界を震撼させる。
そして、無意味だと思われていた「古地図」が思わぬ価値を示したことをきっかけに、多くの人々が月読峠に導かれる。
新たな「古地図」を手に入れた夜と七巳は、再び巨大蛇の洞窟を訪れる。
彼らの持つ古地図
日本の片田舎にある「月読峠」には、出自不明で多種多様な「古地図」が、いくつも存在していた。
癖の強い店主が経営する古書店でアルバイトをしている男子高校生・楽々浦夜(ささうらよる)は、最近引越してきたばかりだという女子高生の辻文七巳(つじあやななみ)と「古地図」をきっかけに古書店で出会い、ともに地図について調べることになる。
地図に記された龍のマークを頼りに辿り着いた場所で、二人は巨大な蛇の化石を発見する。
このニュースは日本を超え、世界を震撼させる。
そして、無意味だと思われていた「古地図」が思わぬ価値を示したことをきっかけに、多くの人々が月読峠に導かれる。
新たな「古地図」を手に入れた夜と七巳は、再び巨大蛇の洞窟を訪れる。
彼らの持つ古地図
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!古地図に秘された、美しい浪漫
地元に古くから伝わる地図から、昔話『竹取物語』や『人魚姫』にまつわる謎の「宝」を追っていく――
月読峠という謎多き土地になぞらえ、月に還る「かぐや姫」へ展開する物語は、まるで昔話をもう一度語り直すように丁寧です。
『竹取物語』の主人公、夜少年と七巳のやり取りは軽やかで、日常の一コマを覗いているようであり、日常の延長にある小さな冒険と謎解きの果てで、古地図の宝物を見つける結末はほっと穏やかでやさしい気持ちになるものでした。
『人魚姫』の主人公、葵と一歩希は理知的に謎をどんどん分解していくスリルと高揚感があり、日常から非日常へ切り込んでいく姿が非常に面白かったです。人魚姫の声なき歌を辿るよう…続きを読む - ★★★ Excellent!!!かぐや姫、いたかもしれない 人魚姫につながるのかもしれない
「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテストの作品です。このコンテストの応募作品は、読み応えがあるものがとても多いのですが、
この作品もものすごく素敵なんです。
かぐや姫の世界線が物語を進行させる導線として
巧みに使われています。
そして第2章では、それが人魚姫につながっていく。人魚姫、もしかしたらこうだったのかもしれません。
そうだったかもしれない。
そう思うと違和感がない。
もしかしたら、こういうことだったのかもしれない。
そう思わせる力のある素敵な作品です。
そして、読後感がとても爽やかです。
よかったと思えます。素敵な気持ちになりました。