概要
「温めますか?」
元冒険者のブライは、外れスキル『温め』しか持たない男。
今は戦いから身を引き、雑貨店のアルバイトとして静かに暮らしている。
ある日、ギルド長サザーランドから、行方不明者救助のダンジョン攻略を依頼される。
危険な任務にもかかわらず、指名されたのは、ただの元冒険者であるブライだった。
頼れるのは大振りのナイフと、鍛え抜いた戦闘技術、そして誰からも外れと笑われたスキル『温め』。
なぜこの男に任せたのか――その理由は、ダンジョンの中で静かに証明される。
平穏を望む男が見せる、本気の仕事。
紅蓮の二つ名を持つ元冒険者が戦う、仕事人系ファンタジー短編。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!外れスキルかと思いきや……そのギャップ、『温め』を超えて熱い!🔥
一聴すると、誰が聞いても「外れかな?」と思うスキル……何と『温め』るだけ。
しかしいつの時代も、こうした外れかと思っていた能力に有用性や強力さがあると、そのギャップで魅力が引き立つものです。
まさに『温め』を超えて熱いほどの、燃える展開!🔥
是非ともそのギャップが織りなす、主人公の強さをご一読ください……!
個人的に主人公が一番魅力的に感じられたのは、そんなギャップましましな強さを持っていても、何より求めるのは平穏な日常、というところでした……。
どこかハードボイルドを感じる雰囲気も、本作の魅力。おすすめ致しますよ……! - ★★★ Excellent!!!俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利を掴めと轟き叫ぶ!!
熱。やっぱり使い方によっては猛烈な攻撃力に。
主人公のブライは「ハズレスキル」の持ち主であるため、「お弁当を温める」くらいの仕事しかできない、という風に思われていた。
「手の平で触れたものを温める」は、日常生活の中ではかなり重宝しそう。「とある科学の超電磁砲」の中で初春飾利が「わたしに出来るのはこれくらいです」とか言いながら買ってきたたい焼きを保温しておく、というのをやっていたのを思い出します。
役立たずなようで地味に便利そうな保温能力。ちょっと欲しいと思う人もいるはず。
でも、本編の主人公ブライは冒険者としても実はその力を活用できることに。
お弁当を温める程度の力と思いき…続きを読む