概要
辛く陽を演じる私。ある朝、目の前に現れたのは―昔の自分『本当の陽の私』
中高一貫の学生、
朝霧(あさぎり)日陽里(ひより)は、
小、中2までは、誰が見てもThe陽キャ!
のような存在だった。
しかし、[ある事]を境に人目が気になるようになって、どんどんと暗くなっていた。
だが、友人に裏切られないため、裏切らないため、頑張って陽キャの『自分』を作って学校を生きていた。
そんな高校1年生の春、いつものように寝て、起きたら……そこには――
『朝霧日陽里』がいた――
もう一人の『自分』は
笑い方も、話し方も、まるで昔のような自分で、今の私より、"私らしい"その存在は
少しずつ私の日常に入り込んでいる……
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!理想の「私」は本当の「私」?
目立たない少女の前に現れたのは、明るく華やかな「理想の私」
その理想の私によって変わっていく周囲。
でも、それは「今いる本当の私」を決して居心地よくするだけじゃなかった……
誰でも心の中に「望む自分」を持っています。
そして、ある人は憧れとして人形のように留め。
ある人はその自分をペルソナのように、本当の自分に被せる。
中にはそれで大きな成功を収める人もいる。
世界的ミュージシャンの故ジョージ・マイケルは最たるものです。
でも、自身の努力や葛藤で「掌握した」理想像であれば良いけど、そうでなく突然現れて入れ替われたら……
一見いいことづくめですが、実際は……
この作品はそんな「理想の…続きを読む