夢掌編 『父の遺灰』

間二郎(あいだじろう)

夢掌編 『父の遺灰』

 記述にあった通りに、父の遺灰と土とを混ぜたものを植木鉢に詰めた。

 何も植えていないにも拘らず何かが出芽し、小さな樹木に育ち、やがて故郷の湖を思い出す色の花がいくつも咲いた。

 花からは、在りし日の父を判然と感じる。

 生前、父に言えなかった言葉をかけた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夢掌編 『父の遺灰』 間二郎(あいだじろう) @aidajiro_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説