転生将官チャールズの反革命記

@zoroa-

第1話 革命の英雄



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チャールズ・ルクシア>>生涯>>幼少期・ルシア大革命時代 より参照


チャールズ・ルクシア


1842年12月21日に誕生する。彼の家庭は裕福であった。

父であるヴィリー・ルクシアは、生まれは貧困層であったが頭が良かったため、メールズ商会の従業員として採用され、その後No.3まで上り詰めた段階で、

独立し広大なルシアの東西を結ぶルクシア鉄道を建造することで、

巨大な貿易路を牛耳り巨額の富を築いており、有名な資産家であった。

1852年10月ごろ、父が脳卒中で死去する。

そのごろ、一大財閥となったルクシア創業グループは

ハイパーインフレによる経済失速からなる財政難で苦しむルシア帝国にとって

巨大な宝にしか見えておらず、財閥の長の死去という混乱を利用することで

財閥を自由競争保護法違反だとして取り潰し処分を言い渡される事となる。

*この法律は、ほとんど機能しておらずおまけに完全な言いがかりであった。


若かったチャールズではこの横暴を止められず、

創業グループの資産の大半は、帝国政府へと遺産没収処分として吸収され

10歳となった彼とその家族に残されたのは100億ルーアのみであった。

*多いように聞こえるが、生活費5年分程度で、帝国随一の実業家の遺産としては少ない方である。

*2 その資産がなければ帝国政府は10年ほど早く崩壊を迎えたかもしれない

というのが現在の定説である。'要出典'



その後、母であるメリー・ルクシアは、残った土地の権利やルクシア鉄道の

運営権などを売ることで生活を工面し、

彼を自由と思想の多様性で有名な校風でフラン共和国大学へと

進学させることに成功している。

1858年9月ごろ、必死に生活を支えてくれた母が死去する。

その翌月、学費が払えなくり自主退学。

その後、帝国に戻ったチャールズは帝国を恨みつつ復讐する機会を伺いながら

自身の商会を父から受け継いだ商才を発揮し拡大させつついた

1859年ごろ、ルシア大革命が勃発。 チャールズは、帝国への憎しみから

ルシア自由連盟軍(RFU)の兵士として従軍している。

その後、RFUが壊滅すると、ルシア帝国打倒連盟(RBEU)へ従軍。

しかし、最初は民主制を掲げるRBEUが全体主義を掲げる勢力の

勢力圏へと変化していくのを見て失望し放浪していたところを、

当時、弱小勢力であったルシア共産党の党首であるレーリン・マルクスと

出会う。彼はチャールズの才を見抜き、元帥に任命する。

当初こそ混乱があったようだが、やがて彼の絶対的な信頼を元に

ルシア人民解放軍を改革する。

その後、ゴーリキ会戦で革命諸勢力との連合で帝国政府を打倒。

帝国政府の残党は、極東の奥地に敗走した。

しばらくすると、諸勢力間での対立が高まり臨時政府の首相を務めた

ルシア民生党のエルミア・モークが暗殺されるとその対立は限界点を

超え、第二次革命戦争が勃発。

最大勢力であり、エルミア・モークを暗殺。ルシア民生党を亡命に追い込んだ、

ルシア保守同盟は、ルシア共産党を悪魔の政党と主張し攻撃を開始。

人民解放軍の諸将は、亡命を薦めるがチャールズは徹底抗戦を主張。

チャールズはルシア保守同盟を伝統的な穏健右派(教会勢力)と急進的な新興右派(国粋ファシスト)の二勢力の烏合の衆であることを見抜いていたからである。各個撃破を目標とし国粋ファシストの本拠を総兵力を持って攻撃。

オムスク会戦で、国粋ファシストを打ち破る。

当初は静観を貫いていた教会勢力だったが、自分達も危ういと気づき

国粋ファシスト残党と再度連合を組み、第二次オムスク会戦を仕掛けるも

一連の動きに気付いていたチャールズは、歩兵部隊が雪の塹壕と泥寧という障害

を用いた防勢に回させつつ、敵が疲弊したのを確認後、魔導航空軍と、

魔導砲兵、防御に回っていた歩兵部隊による総攻撃を実施。

*当時、歩兵は進撃する物。魔導砲兵や魔導航空軍は要塞を攻略する物。程度の認識であり、魔導砲兵と魔導航空兵の火力を歩兵に向けるのは新しい発想であり、この会戦を知った諸国では、新しいドクトリンへの研究ラッシュが起こるなどと大きな影響を及ぼしている。


攻勢に耐えきれなくなった第二次ルシア保守同盟軍を壊滅させ、国粋ファシスト残党を粉砕。教会勢力は亡命を余儀なくされた。

その危険性に気づいた残りの諸革命勢力が、大革命同志連合を組み、全方向から攻撃を仕掛けるも一連の戦いを生き抜いた人民解放軍とチャールズの前には

あまりにも弱く、6勢力の内、3勢力を粉砕。

残りの3勢力はそれぞれ亡命や、極東への敗走を行う他なく、こうして第二次革命戦争は、ルシア共産党の勝利となったのである。


その後、戦後しばらくしてチャールズの有能さと国民的人気を危険視した

第二代共産党党首 ヨシフ・リチャードは、彼の粛清を決意。

しかし第一代党首のお気に入りと革命の英雄という彼の肩書きは、彼の思う想像以上の重みがあり、彼を国外追放する以上のことはできず、その後は彼を信仰する

将校の粛清、彼を貶す物語の捏造などチャールズの影響力を消す作業に没頭するのだった。












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