声が好みの異性。いますよね。顔じゃなくて声。これは、それだけで引っ張って行くラブストーリー。その筆力で楽しくワクワク読めます。それでいて、短編らしい鮮やかな結末。これ以上は言えません。読んでのお楽しみ。きっと二度読みしたくなる。大好きな短編です。
声に惹かれる主人公の心情を、会話中心に描いた穏やかな一編。出来事自体は多くないが、カフェでの再会や相合傘といった場面で、距離が縮まっていく様子を丁寧に追っている。終盤の一言が、この物語の核を静かに浮かび上がらせる。――静かな恋のスナップショット。
恋愛の前、まだこれからどう転んでもいいくらいのときが、読んでいておもしろい。気持ちが揺れる。相手と自分を見つめられるからかな。
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