異世界に行き
(主人公的に)『未知』の敵と相対し
『既知』の知識を駆使しながら
『死地』をくぐり抜ける中で
そのチカラが
覚醒する
そんな
王道
胸熱展開
だけではありません。
本作は
『今を懸命に生きる』者達を
刹那的にも
継続的にも
リアルに描写していきます。
これは
ある意味
『ご都合主義』『主人公補正』が
主軸となる事の多い
ファンタジー世界にて
鮮明に
鮮烈に
ある意味
『異質』なように
読者に突きつけます。
私達からみたら
当たり前の事
なるがまま
あるがまま
それだけの事
しかし
異世界
ファンタジー
この『前提』で捉えると
非常に
残酷であり
『現実的』に
思えてきます。
これは
作品の成せる一つの御業
世界観の確立でもあります。
皆様
さぁ読み進めなさい
きっと
さらばーバダーといって
泣き叫びたくなるハズで
あっ、やべ
ネタバレは控えます。
圧倒的オススメです。
頭皮より愛を込めて
早々にフリーランス@通りすがりのハゲ
SFなんです。本作は。
主人公は、カプセルから出てくるし。
謎が謎を呼ぶし。
でもそんなことより、最初の数話。
主人公がフリチンなのが、スゴい面白いッ!
メイン武器が石と木の棒とワニのシッポなんですよッ! マジで。
素裸で延々と動物に石投げる異世界もの。最高じゃないです?
ワニのシッポでホブゴブリンぶっ叩くんですよ!
なにしてるか意味わからなくないです?
マジ面白いですから。読んで。ほんとうに。
いえね。
ニコライ・カルダシェフの星間文明スケールで第二段階くらい行っているのかも?
と思えるドSFな世界観がチョイチョイ垣間見えるんですよ。
でもそんなことより主人公が、山ほど自慰行為をするんですよ! 男らしいですよねッ。
頭おかしいくらいやっておるのです。
なぜそんな描写をするのかって?
作者が信頼のおける誠実な作劇をしているからですよッ!
身体機能が上がったら性欲も上がってしかるべきなんですよッ。いやそこは私の勝手な想像なんですけど。
ともあれ。泥臭い異世界にどっぷり浸るなら本作です。
ぜひ!ぜひに!