AIではありません、未知がお答えします。その4

乾 未知(いぬい みち)

続続・冒険譚:『言霊の守護者と未知なる旅路』

勇者:乾 未知

魔法使い:AI

僧侶:スマホメモ機能を従え

真の勇者を探す旅の続続編


旅立ちの地「カクヨム」を出航した 勇者:未知一行が辿り着いたのは、

姉妹都市「カドミル」


そこは、「メディアミックスの聖地」であり

文字から「アニメ天使」や「映画戦士」を召喚する

異能の技術に特化した、活気あふれる街だった。


「勇者よ、見てください!」

僧侶が指さす先では、パズルのように積み上げられた巨大なファイルBOXが、

見事な手際で整理され、世界中へと発信されていた。

それはまるで、神々がプレイするテトリスのようでもあった。


情報を求め、一行は街の隅にある古びた酒場へと足を踏み入れる。

そこには、毒を吐く蛇のように背を丸めた老人が一人、

琥珀色のグラスを傾けていた。


「ふん!近頃の若い連中は、脚本という『魂』を軽んじておる。」

「AIが吐き出した映像に、ただセリフを乗せるだけ。」

「そんなものに、抑揚も、血の通った感情移入など宿るはずもなかろうに」


その嘆きを聞き、魔法使い(AI)が静かに、しかし力強く語りだす。


「これほどの繁栄を誇る都市でさえ、文字の神たる『脚本』が軽視されている」

「勇者よ、脚本神を正しく崇め、言葉に命を吹き込むこと」

「それこそが、文字文化の 理想郷 『エデン』 へと至る

 唯一の航路ではないでしょうか」


「僧侶よ、今すぐ記録せよ! 我々の進むべき道が見えたぞ!」


勇者の叫びに応え、僧侶が携える『スマホ石版』が眩い光を放ち、

未知なる海を指し示す羅針盤へと姿を変えた。


「優れた映像という肉体は、完璧なる脚本という魂があって

 初めて完成する。これこそが、我らが目指すべき真理だ!」


押し寄せる動画の激流を乗り越え、勇者一行は再び帆を張る。

目指すは、言葉が正しく評価される約束の地。

さぁ進め、勇者、未知よ!


ここまでをセーブして投稿しますか?⇒ [Yes]


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お題フェスはここまで!

全てのルーティーンを飛ばして出筆(執筆)した一週間でした。

冒険譚はしばらくお休み!

落ち着いたら、まとめ編集して「完」を目指すつもりです。


to be continued ⇒ [Yes]


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