第26話 東武陽
臧洪という人は世に傑出した義士として名高く、さきの
「
といって、臧洪の来援を待っていた。張超の部下が
「臧子源殿は
と疑問を呈した時も
「子源は天下一の義士なのだ。自らの信義に
この反論をもって一蹴し、臧洪を待ち続けた。
臧洪も、これを聞いてすぐに張超のいる雍丘へ救援の軍を出そうとした。袁紹に軍を出してくれと懇願したが、袁紹は今後の袁術との決戦には曹操の力こそが必要と考えて、これを聞き容れることはなかった。
──張超が死んだ
臧洪は静かであったが、その実、怒髪は冠を
──貴様は民を殺すためにこそ、剣を振るうのだな
徐州での動きもある。天下一の義士とも称された臧洪がそう思っても不思議ではない。
「臧洪の罪を問い、ここに兵を発する」
袁紹は、臧洪と同県の生まれである能書家の
「子源殿、どうか門を開けていただきたい」
陳琳はその文書をもって臧洪との面会を求め、そして袁紹への投降を進めた。
だが
「これをもって、自らの軍幕に戻られよ」
と千字からなる文書をもって、陳琳に投降の意思がないことを示し、追い返したのである。
──そうか。臧洪殿の
千字文をもって臧洪の意思の硬さを知った陳琳は、軍幕に戻るとそこにいた将軍に
「即座に攻めるべし」
と
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顔良 床擦れ @tokozure2
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