ふだん私の代表作である「馳せよ、奉先」の話ばかりしているので、たまには別の作品のお話をしてみようと思い、作成いたしました。
もし宜しければお付き合いください。
今回取り上げる作品の「嵩く(たかく)」は、皇甫嵩を主人公としたお話です。
題名は字の如く、皇甫嵩の諱(いみな)から取りました。
本当は「嵩く、」と句読点を付けるつもりでしたが、「馳せよ、奉先」など、近作の表題に読点を使うことが多かったために却下となりました。そもそも「く」という字で区切っている以上、付ける必要はないという判断もあります。
この作品を書き始めた動機はズバリ
──カクヨムに投稿を始めたし、こっち側での単独作を作りたいなあ
というものです。
当時は「馳せよ、奉先」も執筆している最中でしたから、息抜き程度に書けるように"1話1,500字程度"という目標を定めて書き始めました。
主人公に皇甫嵩を選んだのは
「三国志に出てくる中で1,2を争う好きな人物」
だからです。好きな人物を選んで書けばモチベーションも保ちやすかろう、という思惑もありました。
当作は「"中国語版 Wikisource"の"後漢書"」を参考に書いています。
俗に「范書(はんしょ)」と呼ばれるものです。数クリックで全文を閲覧できますが、それでも参照するのには時間が掛かったりします。
特に年次などは非常に厄介です。例えば竇武の大将軍になった時期などは「帝紀」や「竇何伝(竇武と何進の列伝)」には載っていないのです。
ある程度はそれだけでも絞り込めますが、特定とまでなると全文を照覧する必要があるか、照覧しても解らなかったりします。
そういった課題を乗り越えつつ、私は1話あたりを1時間30分~2時間で書き上げます。
現時点の最新話である7話は1800字程ですから、1時間当たり900~1200字書いていることになるわけです。資料を見ながらなので比較的スムーズな方ではあると思います。
「馳せよ、奉先」や「セプテンバー・コール・アップ」などを書いているときは、特に後半部分で言うと1日に3000~4000字(或いは1日8000~1万字の時も)書いていたので、これでも相当に楽です。訓練しといて良かった。
そして書き終わったら改稿をし、掲載するわけです。改稿は文章が短いうちにやれば楽だと学びました。
こういう流れで不定期に、ぼちぼちと書き進めているのが「嵩く」なのです。
自慢話みたいになってしまいましたが、これが今のスタイルとなります。
他にも「馳せよ、奉先」の改稿を1日3~4時間程度、2話分を対象に毎日やっているので、気が乗ったら書く感じになると思います。
私はこんな感じで小説を作成していますが、何も皆さんが同じようにやれ、というわけではありません。
現に私はとある作家さんの
「1か月で1冊書く」
という言葉を真に受けて1日5000字チャレンジをやりましたが、2週間目で頭痛や眩暈に襲われて止めました。死ぬんちゃうか、と思いました。
ちょっとだけ、私の文の輪郭を見ていただけたでしょうか?
皆様も良き文章ライフを。
かしこ