こころをあらわすことばたち
戸波ミナト
短歌いろいろ
暗記モノ歌で覚える即興でつまびく君の音痴治らず
今一度歌おう僕の下手くそな歌詞を外れた君の声にて
濡れ羽色透かす滴は命生みめぐる恵よ見守る君よ
せつなげに笑む君の指差し出すは奇跡のような青い花弁
青空のような笑顔咲く君にあこがれる僕は君の水差しでいい
身を染める思いに喉で蓋をして胸穿たれど頬染めさせず
瞼とじ唇閉ざし崩れ落つ破れた羽は空も知らずに
心臓の穴からつたうこの想い君の瞳に何色に映る
雪の精いのちほころぶその時を夢見て笑う冬の終わりよ
咲き誇るあかしろきいろきれいだと雪の精には夢物語
あわれみは必要ないの雪溶けて空に昇ればまた会えるから
こころをあらわすことばたち 戸波ミナト @tonaminato
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます