概要
「さて、久し振りだな。〇×△よ」
むかし、小説か何かで読んだことがある。宇宙からの侵略者が地球にこっそり来て、人間に擬態しながら地球を徐々に侵略していく。もしも現実にそんなことがあったら、どれほど怖いだろうか、と幼い頃の俺は侵略されていく側のひとりとして怯えながら読んでいたが、まさか俺は侵略する側だった、なんて。このセイウチみたいな奴の話が本当なら、この『幼い頃に小説を読んだ』という記憶も偽りのものなのかもしれない。
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