「緊急銃猟誤射事件」憲法第21条デモの自由侵害&鳥獣保護法違反

北川 ジャニー

第1話 動物愛護団体

1.動物愛護団体


F県の町で、クマが出没との通報があり、警察官2人と町職員、猟師らが現場へと向かった。

現場には、多くの見物人が集まっており、この場でライフルを撃つのは危険行為に該当しそうであった。

しかし、ある人物が、「はやく、やってしまえ」と言い、駆除を急かした。

見物人の中に動物愛護団体がおりプラカードを掲げ、「これは、鳥獣保護法違反です!」と叫んでいた。



2.誤射の発生


警察官2人と町職員、猟師らはそのようなことには目もくれず、せかせかと駆除の準備を行っていた。「はやく撃て。」猟師は猟銃を構えた。すると、別の方に別のクマが見えた。どうやら親グマについてきた子グマのようだ。警官はこのクマが襲ってくるものと、あわててしまい拳銃を抜いて威嚇の発砲を行った。「パァァーーーン」


警官が撃った弾丸が、住宅の屋根付近で跳弾し動物愛護団体の一人に当たってしまった・・・・・。




3.憲法第21条 「デモの自由」


この「緊急銃猟誤射事件」は、明日以降の各メディアを騒がす事態となっていくのであった。

まず、銃弾が当たり負傷した人物が、動物愛護団体の一人だったことである。

そばにプラカードが落ちていたことから、デモ活動を行っていたと推測されるのである。デモ活動とは、特定の意思や主張を持った人々が集団でその意思・主張を他に示す行為のことで、 日本では憲法第21条により「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と明確に規定されています。 デモ行進も「動く集会」として、憲法で保障された表現の自由の重要な一形態なのです。

つまり、銃弾による傷害事件と、憲法で保障されているデモ活動の妨害行為として、憲法違反にも該当する事態だというのだ。




4.人権の侵害


「緊急銃猟誤射事件」。

メディアが騒ぐなか、警察庁も事態を重くみて動き出していた。

しかも、銃弾が当たり負傷した人物が所属している動物愛護団体の代表は、フォロワー100万人と言われる人気YouTuber滝沢久利須だった。父親は現職の政府大臣。タレントとしても活躍している。



5.自作自演?


そのころ、警察では警視庁のトクリュウ担当警部補が、トクリュウと繋がっていたとして緊急逮捕されていた。元警官や現職警官による詐欺などの犯罪が近年激増しており、警察内部での不信も高まっている中での、またしてもの不祥事である。そして、ある地方県警の監察が気になる証言を不祥事を起こした県警署員から聞くことになった・・・。これが、警察庁をも揺るがす大きなスキャンダルへと発展していくことになったのだが・・・。そして・・・。




6.大規模太陽光発電施設業者(メガソーラー)による癒着


裏金政治家及び企業による大規模太陽光発電施設業者(メガソーラー)大規模捏造偽造が浮上してくるのだった・・・。


裏金政治家の裏金がどこに流れて行ったのか?

トンネル企業団体と化していたペーパー企業や7000もの政治資金団体などの裏のフロント関連組織を通して、平然と資金洗浄がされていたというのだ・・・。

こんなことはありうるのか?

事例として、ある地方信金の話がある・・・。

ある地方信金で公然と20~30年もの長期にわたって、裏組織の資金洗浄にかかわっていたという。そして、これは氷山の一角とも言われるようになった。




7.大規模太陽光発電施設(メガソーラー)業者への融資バンク


ルポライターの稗田と地方紙記者のMはこのことについて追及して云った。

バンク経由・・・・。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「緊急銃猟誤射事件」憲法第21条デモの自由侵害&鳥獣保護法違反 北川 ジャニー @kitagawa_j

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画