罪を犯しても助けたい——そして告発を託す、そんな切なる願い!

近未来、タイムリープ(跳躍)というものが開発されます。
これは自分の意識を「過去」の誰かに移すというもので、当然厳格なルールが存在します。

主人公はそこで勤めていますが、ある日、過去のクラスメート二人の申請を受け付けます。

そして行われたタイムリープ——隠されていた事実は医療事故。そして次の被害者は「自分」であったことを確信します。

すべてを知ってしまった以上、黙ってはいられません。
クラスメートたちがなぜ、危険をおかしてまで主人公に相談を持ち掛けたか、ラストにすべてがわかります。


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