罪を犯しても助けたい——そして告発を託す、そんな切なる願い!
- ★★★ Excellent!!!
近未来、タイムリープ(跳躍)というものが開発されます。
これは自分の意識を「過去」の誰かに移すというもので、当然厳格なルールが存在します。
主人公はそこで勤めていますが、ある日、過去のクラスメート二人の申請を受け付けます。
そして行われたタイムリープ——隠されていた事実は医療事故。そして次の被害者は「自分」であったことを確信します。
すべてを知ってしまった以上、黙ってはいられません。
クラスメートたちがなぜ、危険をおかしてまで主人公に相談を持ち掛けたか、ラストにすべてがわかります。