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概要
口癖は「来世は頑張る!」。なお、竜はワンパンで吹っ飛ばします。
口癖は「来世は頑張る!」。
俺の名はライセ。昼間から安い蒸留酒をあおる、どこにでもいるダメ人間だ 。
聖歴元年から二千年 ――その日、人類は思い出した(以下略)。街を襲う、御伽噺(おとぎばなし)のはずだった「竜」。
パニックに陥る人々。逃げ出すマスター。
そんな中、俺はただ一人、舌打ちした。
「………………面倒くせえ。酒がまずくなる………………」
――次の瞬間、俺の拳は竜の頬を殴りつける。
「五百年ぶりか? 体ばっかりデカくなって、中身(ちのう)は五百年前から成長なしかよ!」
最強なのに、やる気ゼロ。
これは、人類史(の失敗)をしりぬぐいし続けた男が、
今世も(面倒くさそうに)世界を救う物語。
俺の名はライセ。昼間から安い蒸留酒をあおる、どこにでもいるダメ人間だ 。
聖歴元年から二千年 ――その日、人類は思い出した(以下略)。街を襲う、御伽噺(おとぎばなし)のはずだった「竜」。
パニックに陥る人々。逃げ出すマスター。
そんな中、俺はただ一人、舌打ちした。
「………………面倒くせえ。酒がまずくなる………………」
――次の瞬間、俺の拳は竜の頬を殴りつける。
「五百年ぶりか? 体ばっかりデカくなって、中身(ちのう)は五百年前から成長なしかよ!」
最強なのに、やる気ゼロ。
これは、人類史(の失敗)をしりぬぐいし続けた男が、
今世も(面倒くさそうに)世界を救う物語。
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