努力が出来るのは才能なのか

努力って何なのか

私たちは、常に"努力"を求めれる。

それは、"努力出来る能力"が

殆どの人間に備わっていると考えているからだ。

凡人が天才に抗う術、それが"努力"

―でも、私はこう思った。

『努力出来るのも才能なんじゃないの？』

ということで、今回は、

『才能が全ての世界で、才能が無い俺が、

努力で全部ぶっ壊してやろうと思います(仮)』

みたいな作品を考えていた時に、

｢あれ？努力も才能じゃね？これ大丈夫か？｣

とふと疑問に思ったので、

才能って、努力って何なのか？というについて

自分なりに書き出していこうと思います。

―初めに、努力って何なのか〜！

｢分からん｣

え〜はい、分かりません。

自分から語りだしたのに、何言ってんだこいつ...

そう思った方、ちょっと待ってください。

実際、努力ってなんなのか説明出来ます？

何をもってして、努力と呼べるのか...。

何かを成すことが出来たら、それは努力なのか？

何かを成せなかったら、それは努力ではないのか？

...よく分かりませんよね。

少なくとも私には分かりませんでした。

説明出来る方、貴方は天才です。

こんな文章を読んでいないで、

世界に貢献してください。

ということでね、今色んな意味で話題の

AI君？ちゃん？を召喚して、

努力って何なの〜！と聞いていこうと思います。

―以下、AIによる回答です。

｢努力とは、目的を達成したり、

自分を成長させたりするために、

意識的に力を注いで行動し続けることです。

すぐに結果が出なくても、

あきらめずに続ける姿勢そのものが

努力といえます。

努力は才能や環境に左右されにくく、

自分の意志でできる行動であり、

困難を乗り越えるための大切な力になります。｣

らしいです。いい事言いますね、AI。

私なりに簡単に解釈をすると

｢努力は何かの為に行動したり、

頑張ったりすること自体が努力なんだよ〜｣

ってことですね。

―次に、努力は才能なんじゃないの〜？

ということで、本題です。

努力出来ることは才能なのか否か...

最初に、私の意見を述べておくと

『努力出来るのは才能ではない』

ですね。

じゃあ、なんでそんな意見になったのか

理由を説明していきたいと思います。

勉学に対して、スポーツに対して、

仕事に対して、趣味に対して...

まぁ、これら以外にも様々あるでしょう

そんな様々な物事に対して、私は聞きたい

『貴方は、何に対しても頑張っていない人を

見たことがありますか？』

私の回答は、｢いいえ｣です。

なぜなら、どんな人でも、何かしらに

“頑張っている”瞬間はあるからです。

たとえそれが他人から見て些細なことでも、

本人にとっては真剣な努力かもしれません。

例えば、朝早く起きるのが苦手な人が、

いつもより10分早く起きようとすること。

人前で話すのが苦手な人が、

少し勇気を出して発言してみること。

それも立派な「努力」です。

努力というのは、

誰かと比べて決まるものではなく、

自分自身が少しでも前に進もうとする『意志』

そのものだと思うんです。

だからこそ、「努力できる＝才能がある」

と考えてしまうのは、少し違う気がします。

努力は特別な人にだけ与えられた力ではなく、

誰の中にもある“選択”の結果なんです。

もちろん、続けるのは難しいでしょう

心が折れそうになることも、

逃げ出したくなることもある。

でも、それでも「もう一度やってみよう」

と思えるのは、

才能じゃなくて“意思”だと、私は思います。

努力は生まれ持った才能ではなく、

「今日も少しだけ頑張ってみよう」と決める、

そんな毎日の積み重ねなんだと思うんです。

―だったら、どうして天才と凡人が存在するのか

努力が誰にでも出来るとするなら、

何故そこに違いが生まれるのか。

それは――

『努力は誰にでもできるが、

努力によって何かを“成す”ことは、

誰にでもできることではない』

と考えるからです。

努力という行為そのものは、誰でも始められる。

けれど、その努力を

結果に結びつけられるかどうかは人によって違う。

天才と呼ばれる人間たちは

想像出来ない莫大な努力を重ねていたり、

努力の質がとんでもなく良かったり、

―そんな、努力で何かを成せる人なのだと

私はそう思います。

なので、私は

『才能とは、努力で何かを成せる力』

なのだと、そう思います。