あなたは矛盾点にいくつ気づけるかな?
- ★★★ Excellent!!!
とても斬新なミステリー作品で最初から最後まで楽しめました。
まずは、この作品がどういう内容か、大まかに話そうと思います。
作家の天野純一は「『月が綺麗ですね』を題材とした5000字以内の掌編アンソロジーを執筆していた。
締め切りは今日まで。
しかし、全然アイデアが思い浮かばず、苦しんでいた。
担当の編集者に急かされ、焦った天野は適当に小説を書いてしまう。
その小説は、簡潔に言うと、主人公と梨乃という女性が中学校の屋上で、夜空を一緒に見ながらロマンチックな時間を過ごすという物語なんですが、これが後に蛇喰という凄腕の校閲マンに矛盾点を指摘されまくることになります。
その指摘の数々には驚かされました。私はその作中作を読んだ段階では矛盾点にほとんど気づけなかったです。
現実の校閲をする人もこんなに細かく指摘してくるのかな、だとしたら怖いなぁって思っちゃいました(笑)
あなたも是非この作品を読んで、作中に出てくる小説におかしな点がないか、探してみてください。