オネエサマ
紫野レイ
助けて
あぁ、愛するお姉様。おはようございます。
今日もよく眠れましたか。
…もう、冷たいですね。
少しは優しくしてくださいよ。
ワタクシはずっと待っていたのに。あの男のもとから帰ってくるのを、ずっとずっと待っておりました。
やっとお姉様に会えて、ワタクシは嬉しいです。
あの男と一緒にいたときのお姉様は、ワタクシのお姉様じゃなかったですもの。
やっと、ワタクシだけを見てくれますね。
小さい頃と同じように、可愛くて優しいワタクシだけのお姉様。
大好きなお姉様…お姉さま、おねえさまおねえさまおねえさまオネえさまオネエさまオネエサマオネエ様オネエさマオネえサマオねえサマオネエサマオネエサマオネエサマオネえさマオネエサマオねえサマおネエサマオ姉サまオネエサマオネエサマオネエサまオネエサマオネエさマオネエサマオ姉サまオネエサまオネえサマオネエサマオネエサマオネエサマおネエ様オネエサマオ姉サマオネエサマおねエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマ憎い憎い憎い憎イにクイにくイニくイニクイ憎イニクいニクいにクいニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマ嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌イキラいキラィキライだいオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマお姉さマおネエサまオネエサマキライニクイ大キライオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマ憎いニクイにクイオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマキライ嫌い嫌い嫌いオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマオネエサマニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライ…
憎くて憎くて仕方がない!アンタがいなければワタクシは一番なのに。いつもいつもアンタはワタクシの前を歩く。あの子はよくできた子ね、それに比べで妹ときたら…
アァアァア!!!!
アンタさえいなければ!!
フフフ、フフフ、フフフフフフフフ。
ねぇ、大っ嫌いな妹に出し抜かれた気持ちはどう?おバカなオネエサマ。
「あの男が見つかった」って簡単に信じてノコノコワタクシのところまで来て!
アイツはとっくにとうに私がケシテあげたというのに!
そうだ。見せて上げますよ。オネエサマ。
オネエサマに付きまとっていた運命の人とやらの顔を。
ほら、どうです。絶望しました?私の事が憎いですか?殺したくてたまりませんか?
フフ、そんな顔しないでください。せっかくのカワイイお顔が台無しですよ。
安心してください。私もオネエサマのこと大キライですから。
アハハ、ハハハ、フフフ。
なんてね。愛してます。お姉様。
これからもこの二人だけのお城で暮らしましょね。
そんなところに書いて、ワタクシが気づいてないと思いましたか。馬鹿で可愛いお姉様。
助けなんて求めても無駄ですよ。
オネエサマ 紫野レイ @v1olet-z3rogh0st
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます