概要
魔法嫌いのイケメン皇子が氷の鎧を脱いだら、甘すぎました💛
奇跡の魔法と呼ばれる《祝福の魔法》を扱う、小国エレドーラの王女・ライラ。趣味は厨房でのつまみ食い──という、ちょっと庶民派なお姫様。
そんな彼女のもとに突然届いたのは、超大国ヴァルトリア帝国の皇帝からの手紙。そこに記されていたのは、なんと──「うちの皇子と結婚せよ」という、業務連絡レベルの命令だった。
嫁ぎ先の皇子・レオニスは、かつて《火の魔法》を受け継いだ皇族の末裔。何世代も力が現れなかった帝国において、久々に“真紅の髪”を持って生まれた彼は、「火の再来」と呼ばれ、民の期待を一身に背負っていた。
……はずなのに。
いつまでたっても彼の炎は目覚めず、次第にその心も表情も凍りついていく。やがて人々は皮肉を込めて、彼を《氷の皇子》と呼ぶようになった。
そして、なぜか彼はライラの“祝福の
そんな彼女のもとに突然届いたのは、超大国ヴァルトリア帝国の皇帝からの手紙。そこに記されていたのは、なんと──「うちの皇子と結婚せよ」という、業務連絡レベルの命令だった。
嫁ぎ先の皇子・レオニスは、かつて《火の魔法》を受け継いだ皇族の末裔。何世代も力が現れなかった帝国において、久々に“真紅の髪”を持って生まれた彼は、「火の再来」と呼ばれ、民の期待を一身に背負っていた。
……はずなのに。
いつまでたっても彼の炎は目覚めず、次第にその心も表情も凍りついていく。やがて人々は皮肉を込めて、彼を《氷の皇子》と呼ぶようになった。
そして、なぜか彼はライラの“祝福の
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