概要
空から一条の閃光が見えたのち、大地には城も町も消え失せ穴が穿たれていた
私は星が大好きなのですが、クレーター湖と高温高圧でダイヤモンドが生成された…かもしれないという設定で書いてみました。
キャロライン、サバサバしてて好きなんですけどねぇ。サバサバしすぎて甘い要素が皆無でした……。
この話でも、ほんとに何もしないヒロインです。
ただ悲観に暮れるだけでも無く現実を見つめる様は潔いですね。
弟王子、きっと辺境伯は力になってくれたと思いますが、即位した途端置いてけぼりになって、ちょっと可哀想。
だけど、この10年で彼を支える体制も出来上がっていたのでしょう。
この後、キャロラインは聖女信仰のシンボルになります。神よりキャロライン様のハッパのほうがよほど人々の救いになったのでしょうね。
ARCADIAは各時代のそれぞれの理想に向かって生きる人々の物語です。