胸に染みるような言の葉で綴られた詩歌、ひとつひとつが、生きていく過程で背負うもの、触れるもの、感じること。言葉にするのも難しいはずの感覚を、丁寧に丹念によみあげた珠玉の詩歌集。生きるということは、時に痛みや苦しみを伴いますが、それを見つめる優しく理知的で温和な眼差しを感じる作品だと思いました。好きです。
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