星を育てるって楽しいなぁ〜!
- ★★★ Excellent!!!
“神様はごきげんでジョウロを傾け、地球に水やりをした”
この表現が秀逸だと感心しながら読んだ。
神様が育てているのは地球。“星育ての種”のキットに入っていた色々な種を、生まれたばかりの一つの惑星に蒔いて地球と名付け、育てている。
この発想は面白い。すごい想像力だと思う。
なるほど、地球が辿った運命は、神様にコントロールされていたのだ。恐竜が生まれたのも絶滅したのもこの神様のせいだ。
2000字足らずの掌編に、ギュッと詰められたユーモアとアイロニー。
神様が風邪をひいて寝込んでる間に、地球を襲った悲劇とは!
おススメです!