概要
えっ何で ?学歴とってもお金が貯まりません ! ?
日本には優秀な人材が多くいる
ではなぜ皆富めていないのか
ではなぜ皆富めていないのか
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- ★★★ Excellent!!!“学歴警察”が開く公正の入口。
学歴という制度の機能不全を、物語の駆動力にまで押し上げた社会派SF。壮大な問題提起(学歴と雇用の断絶、評価の不公平、管理職の統治不全)を、政府機関「学歴警察」という設定で可視化し、読者の苛立ちや無力感を「監査」「罰則」「研修」という具体的アクションへ変換していく構図が痛快です。内藤一夜と十六夜千歳の“研修→実戦”の導線は、ドキュメンタリー的な説得力があり、長官室のシーンで一気に「物語が動く」高揚感も生まれています。
■良かった点
問題提起の輪郭が太い:制度と現場のズレを、論旨と設定で二重に描くため、主張が迷子にならない。
ガジェットの具体性:虚偽面接罪/業務外評価規制法/管理職処罰法/…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これは他人事ではない……奇抜な設定が、現今の社会問題を炙り出す逸品!
学歴の高い人材があっても、それを生かせる企業がない――それでは、企業がきちんとその人材を生かせているかどうかを監査しようではないか、という政府の働きにより「学歴警察」が設立された世界。
奇抜な設定から見えて来るのは、現代社会の教育・労働問題に対する鋭い知見でした。
学歴にこだわって採用ばかりしてしまう企業。
会社のためよりも自分の言うことばかり聞かせようとする上司。
就労者の高齢化。
このような問題が重なり、社会が損失を出し続け、どんどんと国力が落ちていく……。
他人事ではない問題の続出に、身の引き締まる思いでした汗
「大きな政府」よりもより強力な政府介入ではありますが、どこかできちんと正…続きを読む