あなたを想い泡になる

第1話 こんにちは

バシャン

「、、、。」

なんだろ。

（下を向く）

「お魚、、！」

綺麗な鱗の魚を見つけた。

黄色と水色みたいな色。

宝石みたい。

可愛い、綺麗、美しい。

「人魚さん。」

「！」

喋った。

そっか魚の言葉分かるのか。

「なあに？」

「海はどこまで続いてるの？」

「んーとねレオさんに聞いた？」

「聞いた！！でも姫さんに聞いてみって。」

「えー。レオはそうゆう奴だよね、、海はどこまでも続いているんだ！」

「どうして分かるの？」

「御先祖様の言い伝えだよ。」

「そっか。ありがと！」

「うん。気をつけて。」

（手を振る）

「行っちゃった、、。」

寂しいなぁ。

私はほかの人魚と違って、いっつも1人だからお父様に怒られるんだ。

レオ、、そう私の従兄弟にあたる人は沢山の友達や仲間が居るのに。

恋人候補もいるんだっけ。

いいなぁ。

いつかできたらな。

(水をすくいあげる)