飛べるために

金時まめ

〜飛べるために〜



やっと手にした宝物を

手放すことは勇気がいる とても

だって “やっと“だったんだもの



だけど その宝物も抱えていなくても

もっと大きな宝物があると

そんな宝物を用意してくれたんだと

いま 気づけたの  — 鈍い私


  大丈夫だってわかっているのに

  それでも ちょっとだけためらった


「離すこと」は終わりじゃなく、新しい始まり


きっと ずっと一緒だから

もっと自由に 飛べるために


新しい始まりに

ワクワクしながら

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

飛べるために 金時まめ @Ho229flightunit_Command68recv

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ