激しく心を揺さぶりジェットコースターのように振り回すタイプではなく、じんりと読者の心に沁み渡るタイプのお話です。大切な記憶、不思議な少女と主人公の距離感の描き方、丁寧に読者を誘う心情描写。最後まで読み終えたとき、最初に抱いた感想は「この切なくも優しい物語と巡り合えたことへの感謝」でした。作者の方の文章力の高さとセンスに脱帽です。
私の出会った小説の中で一番美しい文章だと思います。このような美しい文章で、美しいお話を書くことのできる作者様には感動しました。こんな出来事を経験したら、人は強くなれるのかな、と考えさせられたお話です。今後の活動にも期待しています。
描写がとても美しく、風景が見えるようです。決して派手な作風ではありません。けれど、読めば読むほど心にじんわりと沁みていく。気付けば更新分まで一気読みしてしまいました。続きを楽しみにしております。
最初は綺麗な文章だなー、と思いながら読んでいました。でも、6話くらいから物語が動き出すとともに、心情や場面の描き方が加速度的に進化していきます。新規の人は1章の終わりまで一気に読んでほしい作品。
ただ一言、綺麗。それは文章の書き方だったり、見え方もそうですが、一つ一つの言葉や心情がすごく綺麗だなあと。序盤は胸が締め付けられるほどの切なさがあるのに、徐々にあたたかさを感じました。主人公が何だかんだ言うものの、少女に付き合っていて、大きな優しさを感じられます。今後、どういう展開になるのか全く読めません。とても楽しみにしています(^^)
綺麗な文章で読みやすく、続きがとても気になる作品です。物語がどのように動いていくのかこれから楽しみです。更新頑張って下さい。
とにかく文章が綺麗です! そんな文章力も後押しして、物語序盤で涙が出てきてしまいました。完結までに何回泣くのだろうか。現段階の印象では、「大人のための青春小説」という風に感じました。色々なことを思い出させてくれそうなこの作品、続きが楽しみです!
遠い日の、叶えられる事の無い約束。過去に囚われてしまった主人公が、不思議な少女と過ごす夏の欠片。丁寧に綴られた言葉達は、読み手である私達に、遠い夏の日の情景を見せてくれる。夕焼け、夏の日差し、葉桜、キラキラと光る川辺や海……どこを切り取っても、素晴らしい。少しずつ変化していく、主人公の心情も気になるところ。果たして彼は、再び前を向いて歩き出せるのか。切ないテーマなのに、癒しを感じる。じっくりと読みたい作品。