命を預けた夏

作者 岩原みお

70

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★★★ Excellent!!!

激しく心を揺さぶりジェットコースターのように振り回すタイプではなく、じんりと読者の心に沁み渡るタイプのお話です。大切な記憶、不思議な少女と主人公の距離感の描き方、丁寧に読者を誘う心情描写。最後まで読み終えたとき、最初に抱いた感想は「この切なくも優しい物語と巡り合えたことへの感謝」でした。作者の方の文章力の高さとセンスに脱帽です。

★★★ Excellent!!!


ただ一言、綺麗。

それは文章の書き方だったり、
見え方もそうですが、
一つ一つの言葉や心情がすごく綺麗だなあと。

序盤は胸が締め付けられるほどの切なさがあるのに、徐々にあたたかさを感じました。
主人公が何だかんだ言うものの、
少女に付き合っていて、
大きな優しさを感じられます。

今後、どういう展開になるのか全く読めません。
とても楽しみにしています(^^)

★★★ Excellent!!!

とにかく文章が綺麗です! そんな文章力も後押しして、物語序盤で涙が出てきてしまいました。完結までに何回泣くのだろうか。
現段階の印象では、「大人のための青春小説」という風に感じました。色々なことを思い出させてくれそうなこの作品、続きが楽しみです!

★★★ Excellent!!!

遠い日の、叶えられる事の無い約束。過去に囚われてしまった主人公が、不思議な少女と過ごす夏の欠片。

丁寧に綴られた言葉達は、読み手である私達に、遠い夏の日の情景を見せてくれる。
夕焼け、夏の日差し、葉桜、キラキラと光る川辺や海……どこを切り取っても、素晴らしい。

少しずつ変化していく、主人公の心情も気になるところ。果たして彼は、再び前を向いて歩き出せるのか。
切ないテーマなのに、癒しを感じる。じっくりと読みたい作品。

★★★ Excellent!!!

もう何度も何度も読み返した作品ですが、何度読んでも素晴らしさに唸ってしまいます。
文章が綺麗なおかげで、読み詰まることなく、流れるように読めます。難しい言葉を酷使するわけでもなく、すごく読みやすいのに、なんだか高尚な感じがするのは、文章が美しいからでしょう。自分には真似できないなぁ、と感心しながらも、少しでも近づきたいと願ってしまいます。
1話でところどころ簡単な言葉をひらがなで表記してるのは、当然あえてだと思いますが、幼い頃の回想の描写だからかな?
本当に好きな作品。☆3つじゃ足りないよw
野良猫の描写とかたまらなく好き笑
更新楽しみにしてますね!

★★★ Excellent!!!

細くきらめく一本の糸のような希望に縋って生きてきた主人公。その糸がもうぷっつり切れていたことを知って絶望するところから始まるドラマ。
その絶望が、公園で出会った少女との日々によってどう変化していくのか、新たに生きる希望を持てるようになるのか、このひと夏の物語から目が離せません。