月明りに照らされた透明な海を泳ぐ人魚姫

苦悩しながら生きている日常生活が透明感のある文章で描かれていて、不思議に安らいだ気持ちにしてくれます。
非日常を体現した女性と幼馴染みとの三角関係が、静かに緩やかに変化していく。

アンデルセンの人魚姫は悲劇に終わるけれど、この先どうなっていくのか。待っているのはhappyendか、それともやっぱり悲劇なのか。

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