異世界ファンタジーではありますが私はこの物語を伝奇英雄譚と捉えました。軽快な語りに軽妙洒脱なやりとり、時には情緒滲み出る描写にあっという間に引き込まれてしまいます。いやあ、面白かったです!
三流大学国文学科卒。専攻していたのは中世説話文学。なので近世以降の文学には詳しくない。なので最近の文学事情を勉強中。 ○○年前には同人誌活動に励んでいたけど社…
「人生とは旅のようなもの」と言いますが、二人の主人公の「旅の終わり/人生の終わり」まで描いた本作は、それを体現するような一本でした。 一話が二千文字あるかないかの掌編エピソードの連続で、二人は様…続きを読む
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