カラオケからは逃げられない

かつて、カラオケと言う発明品がイグノーベル賞を獲得した時、その選考理由が「歌を聴く、歌を唄うと言う行為を皆で共にする事で寛容になれる」と言うものだったと聞きます。

ただ寛容になれなかったのが主人公な訳ですが、逃げても逃げてもカラオケはつきまとい続ける……笑いつつも、色々同情してしまうような、そんな発想とカラオケとユーモアとカラオケに満ちた小説です。

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