ターゲットはノーベルプライズ(標的は川端康成)

　何かの賞の「最終選考作」となつても、ただ一作・受賞作とならなければ、公表の機会に恵まれません。
　この「カクヨム」では、そうしたもう一歩の作品、あるレベルに達しながら、選考委員の価値観・その他の事情で受賞に至らなかった作品を公開し、読んでいただけたら如何でしょう？
　今回の作品も、そうした一作です。
　これから、今までの投稿歴で、私の受賞に至っても広く公開できなかった作品、ある程度の選考を通った作品を掲載していただきたいと思います。
　その第一番目として、小説ではありませんが、読んでいただけると考えた「戯曲」をお送りします。
この作はもちろん虚構で、川端康成の名誉を貶(おとし)めるために書いたものではありません。
　川端康成を狙撃すること、作品に登場する女性との関係は、物語の根幹のゴルゴ…続きを読む