暗い曇り空と風の音。それ以外のbgmのない静かな世界観。でもそれがいい

不自然な盛り上がりなどはなく、静かに進む物語。登場人物にも変な癖や特徴はない。しかし、あっさりとその世界に没入でき、読み進んでいけます。

中身のネタバレはしません。この物語の空気は絶妙です。できたら静かなところでゆっくりと読んでその世界を先入観なく味わってみてください。落ち着いた、しかし、雰囲気のある小説を読みたい方におすすめです。